これからの投資の思考法


2018年12月12日



 

 

 


元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

 

 

Amazon「株式投資・投資信託」売れ筋ランキング(18/12/11版)でランキング1位を獲得。

 

元財務官僚が5つの失敗を経てたどり着いた「投資の思考法」

 

変えるのは、投資手法ではなく、その根本にある考え方や意識であって、小手先のテクニックが学べる本ではない(小手先のテクニックを学ぶことの意義はともかく)様だ。

 

 

 

Amazonレビューは4.7/28件。「一気読みできる良書」と、少々持ち上げ過ぎの感のあるレビューはあるものの、おおむね好意的であり、買わない理由にするほどの評価はない。

 

上述の「一気よみできる良書」というのも、物語(という言い方は多少的外れだとしても)としてもストリーの起伏や語りの上手さ、興味や好奇心、期待感を刺激する内容であるから、一気に読めるのであって、特筆すべき中だるみがないということに他ならない。

 

内容紹介にもある「損をしないで確実に資産を増やしたい人」向けや「商品をどう選べばいいかわからない人」向けといった、おざなりでよくある内容ではあるけれど、「始めたいけどタイミングがない」や「プロに任せたいが高い手数料は払えない」という視点は新しいように思う。

 

著者の失敗と成功、日本の資産運用の形態、富裕層の悩みからテクノロジーが実現する豊かな未来(果たしてこの辺りは資産運用にかかわりがあるのかどうか!?)まで網羅した「資産運用2.0」の思考法。

ウェルスナビCEO柴山和久の「これからの投資の思考法」。

 


元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法