緩やかに行って来いの一日。日足は上髭の鍋蓋を形成。2022年12月07日


2022年12月7日



緩やかに行って来いの一日。日足は上髭の鍋蓋を形成。

2022年12月07日<<日経平均株価日報>>

 

 

概要~5分足。緩やかに行って来いの一日。上値に5分足62本MA。

12月7日の日経平均株価は、前日比215円マイナスでの開始となりました。

昨日の後場に抵抗線として5分足310MAがありましたが、そこから反落しています。

反落して始まり、前場は100円ほど値を上げるも、後場は下降。

昨日は支持線として機能していた5分足62本線が下降してきており、本日終盤では抵抗線として動いています。

終了時には27700円を割り込み、始値付近まで値を戻す、行って来いの形となりました。

終値は前日比199円マイナスの27686.4円です。

5分足の移動平均線は上から310本、62本、12本の並びで全て下降中と、全面下向きとなっています。

221207_5m(mmm)(2)

221207_5m(mmm)(2)

 

5分足の指標。サイコロジカルライン、ストキャス、ザラ場線続落。

5分足の指標です。

まず、サイコロジカルラインはロウソク足と同じく行って来いの形ですが、24本線が引けでは30%近くまで下降しました。

昨日よりも下げていますが、この場合は下がり過ぎとの解釈も可能です。

221207_5m(PLg)(5)

221207_5m(PLg)(5)

 

ストキャスティクスも前場終了~後場開始を頂点に行って来いの形です。

221207_5m(sto)(5)

221207_5m(sto)(5)

ザラ場線は3+線が切り下げ、3+300線も下降中で下降トレンドを継続中です。

221207_5m(zbm)(20)

221207_5m(zbm)(20)

 

日足。上髭の鍋蓋を形成。27500円ライン、50日線が目先か。

日足は昨日の陽線の本体下端付近に上髭で本体の短い陽線を作っています。

高値圏で出現すれば反落のサインとなる鍋蓋ですが、下降中ですので下方向への勢いがやや優勢という程度しか判断できない足です。

5日線と20日線のデッドクロス発生から5日線を越えられずに推移しており、20日線の先端を下げてきているので、このまま下落になると考えられます。

221207_DAY(mmm)(15)

221207_DAY(mmm)(15)

目先の下値は27500円。その下に50日線といったところです。

27500円や50日線付近で反発すると9/7、10/3との逆三尊形成となりますが、反発か下抜けかは不透明です。

221207_DAY(mmm)(150)

221207_DAY(mmm)(150)

 

日足の指標。一目基準線割れ。

日足の使用です。

サイコロジカルラインは横ばいの帯の中で推移しています。

221207_DAY(PLg)(150)

221207_DAY(PLg)(150)

 

ストキャスティクスは続落です%Dが40%付近まで落ちていますが、まだ先がありそうです。

221207_DAY(sto)(150)

221207_DAY(sto)(150)

ボリンジャーバンドは+σ1と50日線の間を下降中です。

221207_DAY(bba)(150)

221207_DAY(bba)(150)

 

一目均衡表はロウソク足が基準線を下抜けしています。

遅行スパンがロウソク足に触れるところで反発の可能性を捨てきれませんが、ロウソク足が雲まで落ちるのではないかと思います。

その後、雲の捻じれ付近で反発というシナリオがあります。

221207_DAY(1mo)(150)

221207_DAY(1mo)(150)

 

 

 

尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。

ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。

 

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