後場から大幅下落。27000円割れ、下髭は26500円抜け。

2022年12月20日＜＜日経平均株価日報＞＞

 

 

概要～5分足。午後、大幅下落。

20日の日経平均株価は、寄り付きは前日比19.71円プラスの27257.35円で開始しました。

5分足の62本移動平均線に抑えられる事もなく、突破しての推移です。

前場はゆったりと値を上げつつ、27300円絡みでの推移を見せています。

昼休みに入ってきた利上げの変動幅についてのニュースで、後場の寄り付きから大幅安となりました。

後場はいっきに27000円を割れ、26838円で寄り付き。

その後も値を下げて、一時26500円割れを見せています。

最安値は26416.91円をつけ、引けでも26568.03円と、前日比669円マイナスの大幅下落です。

 

引けでは何とか26500円を維持という形ではありますが、明日以降の続落が懸念されます。

上述の通り、前場は5分足の62本MAを突破しての推移でしたが、後場は再度デッドクロスで、62本線も下降しています。

310本MAも続落で、12/15にロウソク足が62本線の下に入り込んでから4営業日連続での下降推移です。

 

5分足の指標。ザラ場線下放れ、サイコロジカルラインも下降。

5分足の指標です。

サイコロジカルラインは後場の下降で24本線も下落。一時30%の低水準まで下げています。

 

ストキャスティクスは、前場は80%付近まで上昇するも、後場に一気に10%まで下降しました。

ザラ場線は、3+線は切り下げで開始。後場の寄り付きでも始値のような大きな切下げを見せています。

3+300線は暗転し下降推移です。

 

日足。大陰線形成。下髭は26500円抜け。

日足は昨日の陰線コマ足と、本体の上端こそ並べていますが、大陰線を形成。

本体を700円分ほど伸ばしています。

下髭を伸ばし、ヒゲは26500円を割り込んでいますが、本体は26500円より上に置いている状況です。

 

ここで下げ止まりと言えるほどの強いサインは見られず、26500円ラインの支持程度しかありません。

移動平均線は5日線が続落し、50日線を下抜け、デッドクロスが発生しています。

強いて言えば、10/13～10/14に空けたギャップを埋めているので、ギャップ埋めからの反発が無きにしも非ずですが、期待薄でしょうか。

目先の下値は26500円ライン、10/13下値、26000円ライン、10/3下値といったところです。

 

日足の指標。ボリンジャーは一気に-σ2ライン。

日足の指標です。

サイコロジカルラインは15本線は下落、45本線は横ばい推移ですが、ゆったりと下降する流れにあるようです。

 

ストキャスティクスはデッドクロス後%Dが続落。40%付近まで下降しています。

 

ボリンジャーバンドは一気に-σ1ラインを突破し、-σ2ラインに到達しています。

 

一目均衡表は雲の捻じれを突き抜け雲の下まで抜けました。基準線、転換線も続落。

遅行スパンも雲を下抜けしました。

 

 

 

尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。

「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」

 

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