上下ヒゲの小さな陰線。前日ハラミ線。5日・20日MAゴールデンクロス
2023年1月27日<<日経平均株価日報>>
概要~5分足。前場上下後場横ばいで、微動。
2023年1月27日の日経平均株価です。
寄り付きは、前日比65円プラス、27428.41円で27400円を維持しています。
前場は27400円を挟んで上下しました。
上は27452円、下は27326円で5分足62本線と絡んだ推移です。
後場は大きな動きはないものの、27400円より下の水準での値動きでした。
引けは、前日比19.81円高い27382.56円です。
5分足の移動平均線は、62本線がロウソク足の下端に沿って推移しています。
このまま、移動平均線の下支えから、上放れを期待したいところです。
5分足の310本線は下方を上昇中です。
5分足の指標。ザラ場線切上げ、トレンド継続中。
次に、5分足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは24本線は上昇し60%付近で引けています。
62本線も前日、前々日の40%付近から上昇を継続し、50%を超えています。
続いて、ストキャスティクスです。
こちらは、前場の寄り付きで80%付近を指していました。
しかし、前場の上下で下降し30%、その後上昇して60%で引けています。
最後にザラ場線です。
ザラ場線は、3+線が切上げ上昇しています。
ロウソク足に近いところまで切り上げており、3+線でロウソク足が跳ねる、交錯するか注視が必要です。
3+300線は上昇し、トレンドは上向きを継続です。
日足。上下髭の短い陰線形成。前日陰線に並べる。
次に、日足についてです。
日足は昨日の足に並べて上下ヒゲの陰線を形成しています。
本体の短い陰線で、昨日のハラミ線となっています。
5日移動平均線と20日線のゴールデンクロスが発生しています。
5日線に接近していますので、このまま5日線の下支えから上放れが期待できそうです。
12/16~12/19に空けた窓は埋めており、埋め完了からの2日の連続陰線が出現しています。
しかし、大きく下げるワケでもなく、窓埋め完了からの下降には至っていません。
木曜日の高値を超えると、もう一つ12/15~12/16に空けた窓があります。
その窓埋め前後に注意が必要となります。
まずは、目先の高値の27500円を抜けられるかどうか、5日線の支持が効くかどうかでしょうか。
日足の指標。一目均衡表は雲の捻じれにかかる。
次に、日足の指標についてです。
まず、サイコロジカルラインは70%を超えた高値で横ばい推移となっています。
次に、ストキャスティクスは%Dが暗転しS%Dに向かっています。
まだ、クロスには至っていませんので、S%Dでバウンドの可能性を残しています。
続いて、ボリンジャーバンドです。
こちらは中央線である50日線を突破したところです。
最後に、一目均衡表についてです。
転換線と基準線のゴールデンクロスが発生しています。
月曜日には雲の捻じれに掛かりますので、大きな値動きに注意が必要です。
また、遅行線はロウソク足を抜けていますので、多少期待ができそうです。
27日日経平均株価のまとめ
移動平均線のクロス、5日線の接近による支持、一目のゴールデンクロスにストキャスティクスのバウンドの可能性など、いくつかの指標は上向きを想起させる形となっています。
一目均衡表の雲の捻じれで大きな値動きとなれば、上向きの動きのような気がします。
ただし、いずれにしても、27500円ラインをスムーズに抜けることが必須です。
尚、この日報で使用しているザラ場線について、その計算式やチャート、判断方法などの記事をアップしています。
「ザラ場線の計算式とチャート。トレンドとその転換の把握に有効。」